才能ってものはね、
ありますよ。
流山児★事務所
『夢・桃中軒牛右衛門の』
を年末に観劇。
主演は（このブログでも度々出てきていますが）
リスペクトする演出家、でもあり役者でもある、
シライケイタさん。
天は二物も三物も与える。
を目の当たりにしてしまって、
年末ちょっと凹みました。
脚本家としても
演出家としても
実績を認められて地位を得ているにも関わらず、
役者としても大層素晴らしいって何事なの。
背を追い続けているけれど距離は離れて行くばかりの気がしてゲッソリして劇場を出ました。
作品はめちゃくちゃ面白くてエネルギーに溢れている、
全然ゲッソリするような話じゃないんだけど！
何か飛躍して行くための足掛かりが欲しい……と思って、
何としても、賞が！賞が欲しい！
と喚いていたら、
本多劇場グループの本多社長御大に
「賞のために作品作りをするんじゃ、一生賞は獲れないよ。
良い作品を作り続けた先に賞があるんだから。」
とサクッと心臓刺されて正気を取り戻した年末でしたとさ。
前回書いたブログ記事に戻りますが、
勤勉でなければなりませんよ、
全てが思い通りに行くとは思いなさんな、
という事だろうな。
ケイタさんの作品つくりは資料集めから、
と聞いた事がある。
膨大な量の資料や取材を元に、嘘のない言葉を生み出していく。
資料集めや取材だなんて時間がかかるものだし、
それを省かずにやっていく、
というのも大変なことである。
それを継続的にやり続けて、作品を生み出し続けている、
という事ですから、
良作を突き詰め求め続けた結果なんだよなぁ、
と改めて。
自らを顧みて、
ばかやろ〜、
となったので、
今年は勤勉になります。
（昨年も言っていた気がするが。）
日々が学びだ！のぽちり。
ありがとう！
それではまた。
本山
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