とってもアイドルしているお写真をば。
昨日のブログ記事にアイドルになりたくてブロマイドごっこしていた話を書きましたが、十数年を経て、バーチャルアンドロイドアイドルになりました。
バーチャルアンドロイドアイドルの詳細はこちら↓
Q&Aのページを見るとよりわかりやすい。
みく16歳というアイドルユニットは今年の11月で16周年を迎えます。
……16歳が16周年、一瞬脳がバグりますが、とにかくめでたいYearです。
本山がみく16歳に加入したのは今から10年前、
メンバーの一人が引退するのに伴い中途加入致しました。
10年前に加入したばかりのブログ記事。
10年前ですから文面も若々しくフレッシュでとてもいいですね。
かれこれ10年みく16歳のメンバーとして、演劇活動と二足の草鞋。
ここ最近は特に演劇活動(裏方業務含む)が忙しすぎて私がLIVE出演する本数はめっきり少なくなっておりますが(みく16歳にはサポートメンバーという強力な助っ人がたくさんいるので甘えまくっている次第です)、正規メンバーとしてLIVE活動もしております。
みく16歳に加入した経緯は、
みくさんからの「うちに入りなよ」の一言です。
からの「あ、はい、入ります。」です。
……今から11年ほど前、
わたくしが20代前半のきゃぴきゃぴだった頃。
とはいえ、18歳からの旅巡業で日本各地を飛び回る生活から東京地盤に戻ってきて、劇団を旗揚げたり自分で客演で外の現場に出演したり、なんとか自分のお客様を掴もうと必死だったけれど、
まだ東京の演劇界隈で横も縦もほとんど繋がりがなく、先が見えず途方に暮れていた私は、
当時所属していた芸能事務所の同期(レッスンの合間にオタク話で盛り上がって仲良くなった)からアイドルライブ出演の話をいただきます。
私が出ているライブで出演者募集してるからどう?というお声掛けに二つ返事でOKしたのは、
とにかく表に出る活動をして、とにかく人目に触れないと演劇活動をやる意味がない、と焦っていたからです。
LIVE経験なくても大丈夫!アニソンとか好きならOKだよ!
というので、「おっけー!出る出る!」とさっそく出演することにしたわけです。
……LIVEというのはただ歌えればいいってもんじゃない、という現実を突きつけられたのは出演1回目。
そりゃそうだ!
お客様を煽ったり、そのために盛り上がるセットリスト考えたり、
オタ芸文化のLIVEだったのもあって、オタ芸打ちやすい曲を選んだり、
お客様が知ってる曲の方が良かったり、
とにかく棒立ちで歌えばいいってもんじゃねえ、それはただののど自慢大会なんだわ。
特に私はLIVE現場で初めましてのお客様が多い。
こいつだれ?状態から楽しませるのは非常に困難なことである、とステージに立ってからようやく気が付いたのでありました。
頭を悩ませながら定期的にLIVEに出演していた中で、
出番がくると楽屋も盛り上がって、ほとんどの出演者がフロアに観に行くという演者さんがいました。
それが みく16歳 だったわけです。
何度も対バンしつつも、あまり話したことがなく、
セクシーな衣装のかっこいいおねえさんたちだったのでぺえぺえのすっとこどっこいには近寄りがたく、LIVEも後ろの方で見学していたのですが、
とにかく煽りがすごくて、お客様の盛り上がり方も激アツだし、
観てて楽しいLIVEで「こ、これがLIVEってやつか……」と思ったりして。
……そこから何がどう転んでみくさんたちと話したかは記憶が定かじゃないんだけど(緊張しすぎてわけわからなくなっていたのもあって)、
楽屋かなんかで「この子サイズ感よくない?」と言われ、まじまじと見られたのちに、
「りんちゃんでうちに入りなよ」と言われて「あ、はい、入ります。」と即答したのでありました。
即答したのに「え、待って、もう少し時間おいてから返事もらっていい?」と言われたのも覚えている。
本当に入りたいと思ったら返事くれ、というので、改めて入りたいです、と伝えて、
加入するに至りました。
即答したのは、
あれだけ会場を盛り上げて楽しい事を多くの人と共有できる人たちと一緒に何かやりたい、と思ったのと、
技術とか云々をおいて、とにかくステージ上で何かする姿を見せること自体がパフォーマンスになっているという事がすごい、と思った事。
あとみく周りのお客様がみんなとてもやさしかった事もある。
ここの仲間になりたぁい、と思ったので即答したわけだったのですが。
まずはサポートメンバーとしてお客様へ顔見せ、ステージ慣らし、加入、と順を追ってくれたのもすごく嬉しかった思い出。
幼女時代はとてもアイドルになりたかったけれど、
この当時は演劇をバリバリやっていきたかったからアイドル活動が本命ではなかった。
ソロでアイドルLIVEに出ていたのも、演劇の集客を増やすためのひとつの手段のように考えての出演だったし、みくとしてLIVE活動の幅を広げたい=人目に触れる機会をよりたくさん得たい、という打算もあった。
それでも、
演劇という確固たる軸が私にはあって、
その周りを螺旋階段のようにみく16歳の活動がある。
軸がブレそうな時、たまに降り立って「やっぱりステージに立つのはたのしいなあ」と思ってまた、演劇の軸に帰っていく。
そんなかたちでもいいよ、と受け入れてくれたのもあって、
こうして演劇活動をメインとしながらも、みく16歳として10年も続けることができているわけです。
みく16歳の本山もどうぞ宜しく。
と、いいつつ、7月ごろまでしばらく本山はLIVE出演がないので(みく本隊のLIVEはたくさんあります!)
さみしくなって想い出語りしてしまった。
……この話さぁ、11月の16周年LIVE前にするやつじゃない?
そのころにまたこの記事掘り返してリンク貼るので勘弁して。
直近の出演ライブでのとっても楽しそうな私を載せて今日はおしまい。
photo by ケイ†さん
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ありがとうね。
それではまた。
本山
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