本山由乃 つきとばら

ことばにゆうれつはない

せかいのおわり

 

多分本当に、世界の終わりはあまりにも簡単なのだと思う。

 

燕のいる駅

紀伊國屋ホールにて観劇して参りました。

 

長閑な駅舎、取り残された人々、永遠に来ない列車、謎の雲、眠気。

日常のほのかな歪み、それの中で、歪み切る前に世界は終わるのだ。

 

多分、本当にそう。

世界が終わる時はこんなにも簡単に、なんでもなく終わるのだと思う。

 

 

とても良質だった。

 

以前に公演して、

コロナ禍を経ての今回の上演に至った作品との事だけれど、

コロナとかの世界がめちゃくちゃになりゆく様とか、そういうリアリティもありながら私は、

 

何でもないまま、何でもないように、

終わりゆくことが本当なのだろう、と思った。

そちらの方にリアルを感じた。

(まあコロナの騒ぎ真っ只中の変わりゆく世界と日常も、何でもないまま何でもないように終息へ向かう感じもあったかもしれないが)

 

 

 

明日全てが終わるかもしれないなら、

後悔せずに日々を楽しく生きたいですね。

(小並感すぎるけど〆!)

 

 

世界が終わる前にポチリ

世界が終わるまでは。

 

それではまた。

 

本山

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