本山由乃 つきとばら

ことばにゆうれつはない

啼きます

桜の冠

お花見撮影会でのお写真を小出しにしていくシリーズ。

photo by 槻舘潤一さん

 

 

我が家はTOKYOな都会からは少し離れた慎ましい場所にあるのですが、

ここのところご近所さんのお庭の木から鶯のさえずりが聴こえるようになりました。

……めちゃくちゃ風流でしょう?

演劇などの仕事に出向くにはちょいと不便ではありますが、こういう侘び寂びなところが気に入っております。

 

春告鳥という別名も持つ鶯ですから、その鳴き声を聞きますと春なんだなぁ、という気持ちにさせられます。

のどか……

 

たまに鳴くのが上手でない鶯ちゃんもいてSO CUTE……

一生懸命鳴く練習をしている様を聴きながらブログを書いております。

きょきょきょ……

ほきょきょ……

ほきょ……

 

がんばえー!

 

 

全然関係ない(こともない)のですが、

ストイックな人間に憧れます。

かつてはわたくしもストイックタイプだったはずなのにな、

荒波に揉まれすぎてスレまくってしまって上手にサボる技を覚えてしまった。

 

レッドシューズという映画を観まして、

surf-entertainment.com

 

とても良かったのですよ。

何が良いって、物語の中で主人公が本当に必死なのに本当に不幸な方へ進んでしまうところ!

「嘘だろ、まだどん底終わらねえの?マジで人生ままならねええええ」と思いながら、主人公が好転するように応援してしまう魅力的な主人公の人柄。

一生懸命で不器用すぎて本当に人生に向いてないタイプ。

でも命は燃え続けている。

生きることにストイック。

こんなに一生懸命生きるってできるか?と自問自答してしまうほど。

 

主人公を演じた女優さんは今作が初主演、

更には女性ボクサーという役どころもあって、撮影前から撮影期間もずっとボクシングのトレーニングや役柄を深める為のトレーニングをしていたと舞台挨拶で仰っていて(あ、舞台挨拶の回を観に行きました)、それが主人公の一生懸命さとリンクしていて、

めーちゃくーちゃはまり役だったし本物だった……

THE ストイック !

スタンディングオベーション

心の底から拍手!という思いで劇場を後にしました。

(日本の映画館でスタンディングオベーションするのは勇気がいるので私は出来なかったけれど、心では立ち上がって頭の上で拍手を贈っておりました)

 

こんな作品を観てしまうと己の逃げ出したストイックさを取り戻したくなるよなー。

今どこにいるんだろう……、探す旅は長きに渡りそうですが諦めずに探してヨリを戻したいと思います。

俺にはやっぱりお前が必要なんだ、戻ってきてくれ。

 

元来真面目な女なんですよ、わたし。

真面目さを改めて掘り起こして人生を一生懸命生きる人間になりたい。

ほきょきょ……

けきょきょ……

ほきょ……

鶯よ、ともに頑張ろう。

 

 

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まずは更新がんばるやでー

 

 

それではまた。

 

本山

 

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劇団ロオル 公式サイト

http://role.theater/

 

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